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飛行機でのペット同乗は可能なのか?海外ではペット同乗航空便の増加中、人間のエゴとの闘いから始まった現実とは

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日本では貨物扱いでしかないペット、今回羽田航空機火災でペットが犠牲になり、新たな議題として飛行機でのペット同乗がピックアップされました。

ただ根本的な問題として、ペットの同乗は同乗している人にストレスを与えます。

自分がいいから他人も許すべき、は通じないのです。

今回は海外の事例と共に、もし飛行機にペットが同乗可能になったらどうなるか、説明していきます。

 

この記事のポイント

  • ペット飼いは人間のエゴである
  • 飛行機はペット同乗が出来ないわけではない
  • ペットOKの航空便は高付加サービス
  • ペット同乗サービスはないのではなく、高額である、が現実

以上です。

 

飛行機でペットを同乗したい声がでた理由

2024年1月2日に起きた、羽田での航空機火災事件。

乗客は奇跡の18分と銘打たれ助かりましたが、貨物室にいたペットは犠牲になりました。

この件に関して

  • ペットは家族だ
  • 貨物扱いはおかしい
  • ひどいと思う

そういった声が上がり、法改正の声も上がりましたが、同意する人は少ない様子でした。

むしろペットを飼うなら旅行にいくな、そういう声が多かったのです。

 

現在の日本の航空便のペットの扱いは貨物扱い


ペットは、ケージに入れて荷物カウンターに預ければ、飛行機の貨物室に予約なしで乗せることができます。
ただし、搭乗者と一緒に客室に乗ることはできません。
ペットを客室に乗せるのは一部の企画便のみで、基本的にはペットは貨物室に預けることになります。
貨物室内の温度や湿度は管理されていますが、客室より外気温などの影響を受けやすいです。
貨物室の中は一般に公開されておらず、離陸後は乗務員でも見ることができないエリアなので、完全に無人の状態で長時間放置されることになります。


家族としてではなく、モノ扱い。

リスクも高く、そもそも航空機を使ってペットと旅行自体、考える人はそう多くありません。

日本にはそもそも選択肢が少ないのも、理由の一つでした。

 

 

世界ではペット同乗可能な航空便は増えている

付加価値のある航空便という扱いですが、いくつかペット同乗可能な航空便はあります。

ただ採用している航空会社の方が少なく、世界常識ではありません。

 

ユナイテッド航空
デルタ航空
アメリカン航空

エアカナダ

ルフトハンザ(ドイツ)
ドイツ航空

スイスインターナショナルエアラインズ

フィンエアーフィンランド

などが、犬や猫、場合によってはフェレットや小鳥も受け入れています。

 

ただその理由は精神的な支えである、などであり、家族だからという理由ではありません。

国際標準ではないことには注意 あくまで基本は貨物扱い

アメリカでは3社がペット対応をしていますが、アメリカの航空会社の数は217あります。
その内の3社が対応しているだけです。

 

飛行機でペット同乗のニーズはあるが、高所得者向けのサービス。

安定収入の一つとしてペット同乗が増えています。

デルタ航空では国内便、日本で3万円ほどですが、トラブルも多く報告されていますし、あくまで扱いは荷物です。

要するに緊急時は破棄される可能性がある、ということです。

 

ただ、プライベートジェットを借りるという手段もありますが、その場合数十万円の経費が必要になります。

それを考えるとペット同乗可能なサービスは、安価になりますね。

 

ペット同乗には問題も ケース デルタ航空の場合 噛みつき 威嚇なんでもあり

ただこの問題は精神的な支えで必要、この条件のみで普通の航空便に同乗可能だったようで、好き放題になってしまった結果起きたようです。

 

ペットを「精神的な支え」として機内持ち込み手続きをするのは簡単でした。
ですが、機内での犬の排尿、排便、乗客への威嚇、噛みつきなど、動物による被害は2016年から実に84%も増加しており、安全性が大きな問題となっていた。

 

規制開始後
ペットの持ち主は、現在、条件となっているメンタルヘルス専門家の書面と予防接種の証明書に加え、今後は、ペットの素行と訓練が記されたサイン入りの書面の提出が求められる。


同乗したペットの種類は多種多様

七面鳥

フクロウモモンガ(フクロウネズミ)

蜘蛛

その他の動物

ミニサイズの馬もいたそうです。

 

規制された結果、人間が安全に飛行機に乗れるようになり、喜びの声があふれたようです。


国内はペットと一緒に飛行機が乗れる航空便はスターフライヤーのみ

www.starflyer.jp


愛犬家のみなさん、これでずっと旅行にいけますよ

一日4便限定 

北九州を拠点とする航空会社、スターフライヤーは2022年1月26日、国内定期便において日本初となる機内ペット同伴サービス、「FLY WITH PET!」を開始すると発表しました。

 

 

ペット一匹につき5万円必要

ちょっと高いですけど、プライベートジェットに比較すると安いです。

ペットを家族、と考える場合は必要な経費になると思います。

今後利用者が増えていけば、サービスの数や価格は落ち着いていくかもしれません。

デルタ航空などでは国内のペット同乗の価格は200ドル、日本円で3万円ほどになっています。

 

ペット同乗が理解されにくい理由

そもそもペット同乗に関しては、飛行機に乗るとペットが怖がるケースもあります。

またペットの種類も多種多様であり、犬猫としてもしつけが出来ている動物ばかりではありません。

 

逃げてしまう・吠える・鳴く・排泄をすることによる異臭など、想像するだけで問題は山積みです。

海外では蛇もペットで同乗したケースがありましたが、苦手な人にとっては恐怖でしかありません。

 

アレルギーなど人間の理由

航空便でペットを同乗するのは、技術的な問題はありません。

ただアレルギーである場合もありますし、通常航空便に乗る場合ペットのアレルギーの有無などは問われませんが、必要になっていくでしょう。

航空機の需要のメインは人間を運ぶことであり、ペットを運ぶことではありません。

 

ペットを運んだ結果、人間に問題が起こるのでは本末転倒なのです。

あくまで移動は安全にモノやヒトを運ぶ、これが最優先されるべき点であり、これ自体に議論の余地はありません。

 

ペット同乗可能な海外でもペットは手荷物扱い

 

ユナイテッド航空の例

「FAAは、ペットを客室に持ち込んでの旅行を認めるかの判断を各航空会社に一任している。航空会社がペットの客室持ち込みを認めた場合、ペット用容器を機内持ち込み手荷物とみなし、すべての機内持ち込み手荷物規則に従う必要がある」

 

日本のスターフライヤーも同様

スターフライヤーの「ペットの機内持込に関する同意書兼申込書」の最初の項目には

(以下引用)

「私は、貴社航空便によるペットの手荷物輸送に当たり、当該輸送中に発生したペットの死傷及び疾患等について、貴社に一切の責任を問わないことに同意致します」

とありました。

 

事故発生時の対応は「脱出の際にはペットは機内に置いて行かなくてはなりません」

結局、隣に同乗したとしても荷物扱いになる以上、人間と同じレベルで救助されるわけではないのです。

ペットは家族という言い分もわからなくはありませんが、自分の子どもや自分と比較したらどうなのか?という話です。

ペットと一緒に脱出したら、次の人は遅れます。

助ける人が減ってしまう事にもなりかねないのです。

だからあくまで航空便ではペットは荷物扱いです。

 

そもそもペットは旅行に行きたいの?

ペットなど動物は移動自体に大きなストレスがかかるとされています。

実際航空便で運んだ場合、かなりのストレスで怯えてしまった、という事例もよく聞きます。

緊急で運ばないといけないケースもありますが、あくまで緊急です。

 

日本ではペットを飼う場合、旅行や外泊自体を諦める、もしくは一緒に行かないでペットホテルに依頼する、そういった人が多数です。

 

ペットは人間のエゴである

日本ではペットショップが流通のメインです。

その為、ペットは家族という人もいますが、人の癒やしやパートナーなど、あくまで人間が主体です。

そのため、ペット飼い自体が人間のエゴであり、ペットが求めているわけではないのです。

 

もしかしたらペットはニンゲンをこう思っているかも(注 ホラー)

想像してみて!

もし人間がペットだったら…恐怖の長命種

 

 

ペットにとって人間は長命種のようなものです。

わたし達は犬を泣き声でワンちゃんと言いますが、こういう解釈になる可能性もあります。

 

 

まとめ ペット同乗は可能だが、付加価値便である

今回、航空機火災によりペットが死亡したことで、ペット同伴による航空機同乗の声が出ました。

色々な意見がありましたが、法律で禁止されているから無理と思っている人が多いです。

ですが、実際は付加価値のある航空便として対応は可能になっています。

 

こういった誤解があるのでは?と感じるポストも見受けられました。

  • 今のままでペット同乗出来るようになる
  • ペットは暴れないのが当たり前
  • 逃げた場合のことなど、考えていない

法改正を求める声もペットは犬や猫だけ、しつけがされているのが前提としか見えませんでした。

蛇などもいますし、多数が同乗するようになったら・・・。

トラブルが多数起こると想定されます。

 

海外でペットが同乗可能になった経緯は人間の権利を追求した結果でした。

精神的な支え、が条件であったことからも、その事がわかります。

とはいえ、人間扱いにしたら、ペットは脱出できたけど、人間は出来なかった、という事にもなりかねません。

根本的にペットを家族、人間と同じように、は無理なのです。